転スラこと、転生したらスライムだった件の世界の頂点は誰か。
これには、いくつかの答え方があると思います。
そのひとつが、世界の均衡を守っている存在が頂点だという考え方から生じる、魔王の存在です。
一般的なファンタジーでは、勇者がいて敵役としてひとりの魔王が出てきまます。
しかし、転スラでは世界の均衡を維持する存在として複数人の魔王が存在します。
そこで今回は、8人の魔王で構成された八星魔王(オクタグラム)をご紹介していこうと思います。
魔王は元々10人だった!
8人の魔王を紹介する前に、オクタグラム結成以前の魔王についてみていきましょう。
実は、オクタグラム結成の前の魔王は、10人もいました!
その中には、転スラの主人公であるリムルはいません。
名前も、単純に十大魔王と呼ばれていました。
以下は、十大魔王のメンバーです。
- ギィ―
- レオン
- ミリム
- ラミリス
- ディーノ
- ダグリュール
- バレンタイン
- フレイ
- カリオン
- クレイマン
中には、オクタグラムに入れなかった魔王もいますが、大半はそのままオクタグラムとして引き続き魔王をしている方もいます。
オクタグラムの結成はリムルのせい?
続いては、オクタグラム結成秘話をご紹介。
なんで十大魔王から八星魔王(オクタグラム)に変化したのか。
そこには新参の魔王――リムル・テンペストが関わってきます。
事の起こりは、十大魔王のひとり――クレイマンによるテンペストへの侵攻工作。
これによってリムルの配下の多くが犠牲となったと同時に、リムルが覚醒魔王になるきっかけとなりました。
さらにクレイマンは最古の魔王のひとり――ミリムを道具を使い手中に収めます。
この段階で、リムルはクレイマンを完全な敵として討つと決めました。
そして、決戦の場として定めたのが、魔王たちの宴であるワルプルギス。
そこには、クレイマンの他にも魔王と呼ばれる存在がいましたが、弱肉強食を是とする世界なので、クレイマンとの戦闘に勝利することで、魔王就任を承認することとなりました。
ここでも分かるように、クレイマンは魔王たちから好ましく思われていませんでした。
さらに、リムルとしても、これまでのクレイマンの行いから脅威に感じていませんでした。
案の定、クレイマンはリムルの相手ではありませんでした。
配下にしてクレイマンの工作で犠牲になったシオンによって倒され、最終的にはリムルによって跡形もなく消されてしまいます。
この段階では、クレイマンが消えたところにリムルが入っただけで10人に変わりはありません。
問題は、クレイマンが消滅した後。
さっきも言いましたが、転スラ世界は弱肉強食です。
そのおため、ミリムがクレイマンの命令で動いたカリオンの領地破壊も負けたカリオンの責任ということになります。
しかし、そのせいで魔王としての自分に自信を無くしたのがカリオン。
さらに、クレイマンとリムルの戦闘を見て自信を無くしたのが、ミリムの親友であるフレイ。
この2人の魔王が一斉に、ミリムの配下となるべく魔王を辞めると言い出して、まとめ役のギィ―が承認して、2人を魔王から解任しました。
こうして、魔王の数が10人から8人に減ってしまいました。
これでは十大魔王は名乗れません。
そこで新しい名前を決める必要が出たのですが、その名付けを騒動を起こしたリムルがすることになりました。
リムルは、元日本人ということもあって八に関連したワードとして八芒星からオクタグラムと名付けました。
オクタグラムのメンバー紹介
1.ギィ―・クリムゾン
二つ名:ロード・オブ・ダークネス(暗黒皇帝)
2.ミリム・ナーヴァ
二つ名:デストロイ(破壊の暴君)
3.ルミナス・バレンタイン
二つ名:クイーン・オブ・ナイトメア(夜魔の女王)
4.レオン・クロムウェル
二つ名:プラチナムセイバー(白金の騎士)
5.ディーノ
二つ名:スリーピング・ルーラー(眠る支配者)
6.ダグリュール
二つ名:アースクエイス(大地の怒り)
7.ラミリス
二つ名:ラビリンス(迷宮精霊)
8.リムル・テンペスト
二つ名:ニュービー(新星)
※オクタグラム結成時
まとめ
以上がオクタグラムの解説になります。
もっと詳しく知りたいって方はこちらを読んでみてください。
ここには、オクタグラムだけではなく、転スラキャラクターについての情報が載っているだけではなく、用語や世界観の解説、小話なんかもあるお宝設定資料集。